書き初めて 定む己を 貫けと
阿呆(あほ)なりに 私(わい)燃えよ
人生双六(すごろく)は
冬冷えうねる 山道へ
かきそめて さたむおのれを つらぬけと
あほなりに わいもえよ
しんせいすころくは
ふゆひえうねる やまみちへ
人生双六
2023年の年賀いろは歌。還暦を過ぎた心境を詠んだ。①季語を散りばめる、②賀詞に抱負を添える、③三つ物(発句・脇句・第三)の形式に近づける。課題は概ねクリアできただろうか。
人生は双六のごとし。いつどのように上がりを迎えるかは分からない。めでたく生まれ変わったからには、楽しいことに集中しながら、ゆっくりと余生を下っていきたい。(2022/12)
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