ほろ酔いの 笑みと温もり
好き合い 触れし柔肌
指を絡めて 刹那へ誘う声
街にネオン煙る
ほろよいの えみとぬくもり
すきあい ふれしやわはた
ゆひをからめて せつなへさそうこえ
まちにねおんけむる
柔肌
小野小町や与謝野晶子のような恋歌を作ってみたかった。キーワード(なるべく使いにくい文字を含むもの)を選ぶ過程で、どうしても俗っぽくなってしまうことは止むを得ない。
そもそも詩情やそのインテリジェンスに乏しいのだろう。晶子女史へのオマージュは、結局「柔肌」の一語を用いたに過ぎず、せめてもとタイトルに冠することとした。(2021/09)
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